MJ11021(PNP)MJ11022(NPN)は、モーター制御、インバーターなどの高電圧大電流を伴うすべてのアプリケーションに適した高電圧相補ペアダーリントントランジスタです。
データシートとデバイスの主な仕様を理解しましょう。
主な電気的特徴
- MJ11021(PNP)MJ11022(NPN)は、250V、15アンペアの相補型ダーリントントランジスタです。
- 本質的にダーリントンであるため、デバイスは通常10アンペアで高いDC電流ゲインを示し、hFeは少なくとも400になる可能性があります。
- コレクタからエミッタへの連続的な電圧処理容量は最小250Vです
- コレクタエミッタの飽和電圧要件が低く、電流が5アンペアの場合は約1Vです。
- デバイスは、44VVCEおよび250msの4アンペア電流でSOA検証済みです。
- これらは鉛含有量なしで製造されています。
ピン配置図
MJ11021(PNP)MJ11022(NPN)トランジスタの最大定格は以下のとおりです。
コレクタ-エミッタ間電圧VCEO250 Vdc
コレクタ-ベース電圧VCBO250 Vdc
エミッタ-ベース電圧VEBO50 Vdc
コレクタ電流-連続15アンペア
DCピーク30アンペアDC
ベース電流IB0.5 Adc
総消費電力PD175ワット@TC = 25°C
25°C以上でディレーティング1.16W /°C
運用および保管ジャンクションTJ、
Tstg –65〜 + 175温度範囲-65〜 + 200°C
上記は、デバイスへの恒久的な損傷を防ぐために、どのような状況でも超えてはならない数値です。
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